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1年前倒しで開幕!SVリーグが仕掛けるコート上の国際化
1年前倒しで開幕!SVリーグが仕掛けるコート上の国際化
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1年前倒しで開幕!SVリーグが仕掛けるコート上の国際化

2026.09.30

世界最高峰のバレーボールリーグを目指し、進化を続ける「SV.LEAGUE(SVリーグ)」。その成長をさらに加速させるべく、2026-27シーズンから「オンザコートルール」が改定される。

当初の計画を1年前倒ししてまで決断されたこの改革は、日本のバレーボール界にどのような変化をもたらすのか。今回は、ルール改正の背景にある狙いや各クラブの動向とともに、世界基準へと挑む「SVリーグの新たな挑戦」を紐解いていく。

オンザコートルールとは何か?

「オンザコートルール」とは、「1チーム6人」のうちコートに同時に立つことができる外国籍選手の人数を定めた規定のこと。

従来このルールは、「日本人選手の出場枠や成長機会を確保すること」そして「クラブ間の資金力差による戦力の極端な偏りを防ぐこと」を目的に設けられていた。そのため、同時にプレーできる外国籍選手は最大2名、アジア枠選手が最大1名に制限されていた。

今回のルール改正により同時出場可能な外国籍枠が「2名」から「3名」へと引き上げられ、アジア枠を含めると最大4名の外国籍選手が同時にコートへ立つことが可能となる。

バレーボール界の盛り上がりを後押しする制度

2024年10月の大同生命SVリーグ開幕以降、男子は過半数の試合が満員となる好調な集客を記録し、世界的な名プレーヤーが数多く来日するなど、目標達成への地盤が想定以上のスピードで整った。この盛り上がりを受け、SVLは選手・クラブのプロ化と合わせ、同ルールの改正を1年前倒しした2026-27シーズンから適用することを決定したのだ。

この動きは、2030年に「世界最高峰のリーグ」実現を目指す戦略「REBORNⅡ」の一環だ。

外国籍枠の拡大が新たな成長を生む

オンザコートルール改正の背景には、大きく3つの明確な狙いが存在する。

第一に、リーグ全体のレベルを「世界基準」へ引き上げることだ。海外の実力派選手が数多く参戦することで、日頃から世界トップクラスの高さやパワーと戦う環境が日常化し、リーグ全体の競技力向上が見込まれる。

第二に、熾烈な競争を通じた日本人選手の育成。外国人枠の拡大により日本人選手のレギュラー争いは一層激しさを増すが、過酷な環境下で世界レベルの選手と渡り合う経験はバレーボール界全体の競技力の底上げに結びつくはずだ。なお、日本人選手の出場機会を確保する対策として、男子カテゴリーでは参戦クラブ数の拡大方針も打ち出されている。

そして第三に、スター選手の来日によるファンの獲得である。トップレベルのプレーを間近で体感できる環境を整えることがファンの熱狂へとつながる。そして、SVリーグのファンを増やすことは事業基盤の強化へもつながっていく。外国人選手の今までの経歴やそのクラブを選んだ背景を知ることで、クラブやリーグへの愛着はより一層深まっていくはずだ。

世界のバレーボールの「中心」へ

コート上の国際化は、SVリーグが「世界最高峰のバレーボールリーグ」になるための不可欠なプロセスとなる。

激化する枠争いの先で日本人選手が成長を遂げ、コート外では経営体制の刷新によって持続可能なプロクラブが育っていく。これらの改革が噛み合うことで、リーグ全体の価値と熱気はさらに高まっていくはずだ。

2026-27シーズンから始まる新たなステージで、どのような感動とドラマを見せてくれるのか。世界基準へと進化を続けるSVリーグの挑戦から、今後も目が離せない。

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