世界最高峰のバレーボールリーグを目指し、2024年に誕生した「SV.LEAGUE」。そのメインステージの下部リーグとして2026-27シーズンから新設するのが「SV.LEAGUE GROWTH(SVリーグ グロース 以下、GROWTH)」だ。SVリーグ参入という大きな目標を掲げるクラブたちにとってまさに登竜門と言うべき挑戦の舞台となる。
「成長」を可視化し、リーグの土台を築く
2025-26シーズンまで日本のバレーボールの国内リーグは、世界最高峰を目指す「SV.LEAGUE」と、地域に根差して活動する「V.LEAGUE」の2部構成で運営されてきた。
前身であるVリーグ時代からSVリーグ発足に至るまでの成り立ちや歴史については、今後別の記事にて詳しく解説する予定なのでぜひ楽しみにお待ちいただきたい。
リーグの在り方に対して議論を重ねる中で、V.LEAGUEには「将来的にSVリーグへ参入し、プロクラブとして世界最高峰を目指したい」クラブと「引き続き地域密着のアマチュアクラブとして活動を続けたい」クラブが混在していることが明らかとなる。この志向の違いに応えるため、両者の間に新設されたのが「SV.LEAGUE GROWTH」だ。SVリーグ全体の競争力を支える「厚い中間層」を築くことが、その存在意義とされている。
参戦クラブとリーグ方式
今シーズンはMEN 8クラブ、WOMEN 6クラブが参戦する。
MEN(8クラブ)
WOMEN(6クラブ)
MENはレギュラーシーズン32試合を戦い、上位2クラブがプレーオフへ進出。プレーオフは2戦先勝方式で、1勝1敗の場合はゴールデンセット(25点先取・2点差)で決着をつける。
WOMENも同様に32試合を戦い、上位2クラブがプレーオフへ進出する。プレーオフの対戦形式自体はMENと同じだが、大きな違いは昇降格制度の有無だ。2026-27シーズンから新たに導入される取り組みとしてWOMENではトップリーグ(SV.LEAGUE)の最下位クラブとGROWTHの優勝クラブによる「入れ替え戦」が行われる。ただし、入れ替え戦への参加には「SVライセンスの保有」が条件となるため、要件を満たすクラブが存在しない場合には入れ替え戦は行われない。
昇降格制度の詳細はこちらの記事で詳しくまとめている。試合をより楽しむためのポイントが詰まっているのでぜひチェックしてほしい。
GROWTHとV.LEAGUEはどう違う?それぞれの「役割と目指す姿」
新設された「GROWTH」と従来の「V.LEAGUE」には、明確な役割の違いが存在する。
GROWTHは、最高峰である「SV.LEAGUE」への参入と、その先にある世界最高峰の舞台を見据えて成長・発展を志すクラブによって構成されるリーグだ。トップを目指す挑戦者たちが互いにしのぎを削ることで、SV.LEAGUE全体のレベルを引き上げる「強力な競争力の源泉」となることが期待されている。
一方でV.LEAGUEは、将来的な上位リーグ進出に向けて準備を進めるクラブや、過度なプロ化を追わず地域密着のアマチュアとして活動を続けたいクラブに適した環境へと移行した。
つまり、プロとして世界の頂点を目指し駆け上がる舞台が「GROWTH」であり、それぞれの価値観やクラブの規模感に合った形で成長や地域貢献を模索する舞台が「V.LEAGUE」なのである。この棲み分けによって、さまざまな志を持つクラブが持続的に活動できる環境が整えられている。
あなたの声援が、クラブの成長を直接後押しし、未来のSVリーグの歴史をつくる
トップリーグの完成されたプレーの観戦も魅力的だが、GROWTHの最大の醍醐味は、クラブが大きくなっていくストーリーをリアルタイムで体感できることだ。
1試合ごとにチームの戦術が磨かれ、地域での存在感が増していく過程を応援し続ける体験は、ファンにとって何物にも代えがたい喜びとなるはずだ。
少しでも気になるクラブがあれば、ぜひ一度公式WebサイトやSNSを覗いてみてほしい。コート上の真剣勝負はもちろん、選手たちの素顔や地域イベントでの温かい交流など、応援したくなる魅力が随時発信されている。各クラブのSNSをフォローし、彼らが歩む「GROWTH(成長)」の第一歩を、共に目撃しよう。
- SVリーグ 公式サイト: https://www.svleague.jp/
- SVリーグ 公式チケットサイト: https://ticket-v.jp/
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